第6回スポニチ杯
2024年4月13日
4月2、3日にスポニチ様が冠となる第6回スポニチ杯を開催致しました。
昨年は4チームでの開催でしたが、今回は北海道の道北選抜チームを招致させて頂き、5チームでの大会となりました。
(一社)Connecting communityが主催となる大会に初めて北海道チームが来てくれるとのこともあり、他の大会とは違った想いがありました。
そのため私が大会事業を携わりたいと思ったきっかけの1つをお話しさせて下さい。
緩く見て頂けると幸いです。
自分の地元、北海道の旭川は冬が長く、雪が12月頃から降り始め、4月まで雪がグラウンドに残ってしまいます。その中でも雪中サッカーをしたり(気温は-15とかなので、もちろん足の感覚はないです。笑)、凍っている歩道で橋ダッシュをしたり(多い時は10往復ぐらいします。)とまともにサッカーができない環境に当時はかなりフラストレーションを抱えていたのを覚えています。
当時の流れとしては
学校が終了後、
17:00から筋トレと走り
18:00から雪中サッカー→坂ダッシュ
19:30フットサル
21:00終了
という今思えば過酷なスケジュールでした。笑
しかしサッカーができる喜びは他の県の子供達よりも人一倍強いんじゃないかと感じます。
そんな中、高校2,3年生の春休みの時期にチームで静岡遠征に行かさせて頂きました。
一年中サッカーができる温暖な環境に。そして静岡の生徒達に毎日サッカーが出来て羨ましいなぁとそれはそれは嫉妬をしました。
藤枝東(何軍かはわからない)と試合をさせて頂き、戦術面では手も足も出ず、試合も負けてしまいましたが、体力やフィジカル面、そしてチームの団結力は負けてなかったな!と清々しいほど負け惜しみをしていたことを覚えています。笑
この経験・想いから環境面でディスアドバンテージが多い北海道の子供達に自分は何ができるのか。何を子供達にサッカーを通して還元できるかと考えた結果が大会事業でした。
そのため、北海道のチームが来て頂けることがきまり、やっと1つ、私の中での大会事業の目標”北海道チームの招致”ができ、とても嬉しかったです。
第6回スポニチ杯の試合結果と致しましては、
1位浜松開誠館
2位磐田西高校
3位国見高校
4位道北選抜
5位富士市立高校
道北選抜のみならず、全チームが大会を通して多くの課題はもちろん、通用したところもあったと思います。
得た知見・経験を無駄にせず、地元に戻って行けなかった選手や各々のチームに還元して頂けたらとと思います。
そしてスポニチ杯に出場してくれた選手の中でインハイや選手権で出場している姿を見れることを楽しみにしたいと思います。
北は北海道。南は長崎からお越し頂き、ありがとうございました。